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テックキャンプ短期集中コースに参加

2023年4月からプログラミング教室で有名な、テックキャンプに参加しました。コースは、テックキャンプ短期集中オンラインコースです。なんと10週間で初心者がアプリ開発まで学べるというコースです。今回その感想などを、以下に記載していきます。

事前準備

やはり、「初心者で10週間はキツすぎ、無理でしょ、眠れないよ」と思い、コース開始前に、Progateを始めました。Progateは、自分のPCで環境設定する必要がなく、WEB上ですぐにコーディングができるというサイトです。テックキャンプで学ぶ予定である、HTML、CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、Rails、を勉強しました。ProgateにはLevelがありますが、ひとまず level 200まで上げておきました。

初日〜1週目

初日の午前は、自分のPCの環境設定、ツールのインストールなどです。そしてそのままカリキュラムの説明と、基礎カリキュラムを開始しました。同時期には14人入学しました。

ライフコーチからの説明では、平日19時以降も、2、3時間、そして、土日のどちらかも10時間ほど勉強してくださいとのことでしたが、私は基本、平日は2時間、土日は、2日とも休みました。睡眠は大切です!

1週目で学んだものは、以下です。結構盛り沢山に感じました。

  • HTML
  • CSS
  • Ruby
  • Railsの基礎

そして、週末に中間テストなるものを受けました。これをクリアしないと、次のカリキュラム(応用)に進めないとのことでしたが、1回でパスすることができました。これは、間違いなくProgateで勉強した知識があったからです。基礎カリキュラムは1週間で終えることができました。が、ここから長かったです、、、

2週目・3週目

応用カリキュラムに入りましたが、想像以上にボリュームがあり、時間がかかりました。内容は自分のPC内で、railsを使用し簡単なアプリを作成する、テストコードを作成する、といったものでしたが、データベースの設計から、テストまで、初めてであり、なかなかうまくいかないこともありました。

この時点で、カリキュラム中で、わからないことが出はじめ、メンターさんに質問をし始めました。テックキャンプの質問は、チャット形式ではなく、動画で説明してくれるので、わからないことをうまく伝えられなくても、全然大丈夫でした。またメンターさんは、全員丁寧に教えてくださり、特に困ることはありませんでした。

おおよそ応用カリキュラムには2週間かかりました。

4週目

発展カリキュラムに入りました。勉強内容は以下の通りです。

  • JavaScript
  • Ajax通信
  • デプロイ
  • アプリケーションのエラー解決

アプリケーションのエラー解決では、GitHubを使用しました。Gitでバージョン管理やコンフリクトなどの概念を理解するのに、時間がかかったのと、GitHubデスクトップを用いたのですが、初めてのツールなので、使い方にも時間を取られました。

5週目

中頃までは発展カリキュラム(1週間半)を行いました。おそらく量の問題か、応用カリキュラムより発展カリキュラムの方が短い期間で終わりました。中頃以降では、ついに最終課題カリキュラム(フリマアプリ作成)をスタートしました。

6週目・7週目

最終課題のフリマアプリを作りました。この最終課題フェーズでは、フリマアプリの質問がメンターさんにできず、試行錯誤しました。「これは時間かかるなぁ、あと5週間で終わるかなぁ・・・」と思っていましたが、なんとか7週目の終わりに完成しました。結果としては、最終課題で2週半かかりました。

10週目(終わり)

最初の4日ほどは、追加実装(エラーの英語表示)とAWSへのデプロイを行いました。その後、約2週間は、オリジナルアプリ(オリアプ)作成に挑戦しました。設計からコーディングと、かなり時間がかかりましたが、最終課題であるフリマアプリの実装が終わった時点で、期間内の卒業が確定し、専門教育訓練給付金がもらえることも確定しましたので、リラックスして取り組めました。

最終的な同期受講生については11人となり、3人はいつの間にかいなくなっていました・・・どんな理由かはわかりませんが、、、

追加ですが、以前あったらしいチーム開発ですが、全カリキュラムを通して現在(2023.4)はありませんでした。完全に個人プレイです。チーム開発を経験したい方は、他のスクールを選択する必要があります。

まとめ

事前学習として、Progateを実施していたのは、大正解でした。よく初心者が陥るという、「わからないことがわからない」という状況にはならず、メンターさんへの質問内容も、わからない部分を的確に教えてもらったと思います。また、10週の期限に追い込まれず、ストレスなくスムーズにカリキュラムを実施でき、オリジナルアプリも完成まではしませんでしたが、かなり進めることができました。この期間中に、プログラミング言語、フレームワークの理解について大きな収穫があったと感じています。

これから受講を考えている方に対するアドバイスとしては、やはり「準備が大切」だということです。スクールに入ればプログラミングの授業内容がわかる訳ではありません。必ず努力が必要です。ぜひとも何かしらの事前学習をしてから、プログラミング教室にトライされることを推奨いたします。